みなさま、こんばんは☆
現役の独立中小企業診断士 まるぶん です。
先ほどまた一本の電話が入り
保証協会の専門家派遣が決まりました。
もちろん診断協会からの斡旋のお仕事
ありがたい話です。
ただ、派遣先が雪国であるため
スタッドレスの購入が前提であり
結構な痛手となりそうな気配です、苦笑
さ、今日も一つひとつ目の前のこと
丁寧に取り組んでいきたいですね。
さて>>前回のブログ<<では
中小企業診断士を束ねる中小企業診断士が
診断協会へ入会するまでの
流れをお話しました。
今回はその続きです。
F氏は資格獲得後
すぐに勉強仲間と会社を立ちあげたものの
にっちもさっちもいかない状況
そこで彼は
自らの事業スタンスを再構築するため
プロコンサルタントを養成する勉強会に
参加したんです
その勉強会では数ヶ月かけて
診断士としてのマインドや姿勢
どうやって営業し どうやって役に立つのか
成功するためには何が必要なのか について
先輩診断士達から教えていただいたうえ
1人1社、実際に企業診断を実施して
自らがひとりで報告書を作成し
それを講師陣全員から
コテンパンにダメ出し矯正させるという
スパルタ方式
素直に謙虚に取り組めば
必ず中小企業診断士としての
基礎工事が完成する
そんな夢のようなカリキュラムを提供しています。
実はこういった勉強会は、診断協会主催
少なからずこういった機会を提供している
診断協会もあるんですよー、笑
そしてその席で
このブログで先だってお話した
E氏と出会いました。
E氏はもともと
若手診断士に仕事を割り振ることで
将来の中小企業診断士のスターを養成したい想いが強かった。
なので彼にとっては
これからの診断協会を彩る
若手の存在を欲していたんだと思います。
F氏はとにかく生き残るため
チカラをこめて取組みました。
時間を惜しまず
教えてもらったことはすべて試し
そして講師に相談する
やっぱりね。
講師にとっては言ったことを
素直に頑張ってやってくれる生徒って
結果はどうであれかわいいものです。
さらに同僚にも気さくに接し
コミカルなキャラクターもあって結構人気者
そして周囲が彼の一生懸命さと
語り口調のアツ狂しさに魅了?され
その人柄としての関係性を
次々に築いていったのです。
そうすると彼はこう思うようになりました。
”みんなで仕事したい
全員で企業支援をやってみたいな”
その結果、彼の頭の中に
一大構想が生まれたんです。
今でになかった大胆な発想が
彼の将来キャンパスに
描かれてしまったのです。
”それを思いついた時って
もうジっとしていられなかった”
と彼は話します。
その構想を思い切って 時間をとってもらい
E氏に打ち明けてみたんです。
そうすると。。。
信じられないような
化学反応を起こしたのです!
では、その内容についてお話していきますね。
E氏は、地元の診断士が
地元の企業を支援して欲しいと願い
さまざまなネットワークを活用して
診断協会の中で仕事を斡旋できる
システムを構築した人間です。
F氏はそれを診断協会の外でも
それをやってみたいと考えたんです!
それにはある体験が深く関係していました。
民間で、ある企業支援を請け負ったとき
しっかり企業診断を実施し
問題点を明らかにし
それを解決するための施策を
提案しました。
その時、考えちゃったそうです。
”あれ?この施策なら
自分じゃなくてあの診断士の方が得意なんじゃ?
いや、それより
診断士じゃないあのヒトのほうが適切じゃないか?”
ただ、その時は自身の生活を優先して
自分ですべてまかなってその報酬を手にしました。
その企業はそれなりに施策を実行に移して
ある程度の成果を出してくれたそうなんですが。。。
彼の違和感と後悔はとても強いものでした
それをE氏に相談しました。
そうするとE氏は
”別に後悔する必要はないけど
その気持ちはよくわかる
次回からそうすればいいだけじゃないか
やってみたら答えがでるよ”
それを聞いたF氏は
ホっと気持ちが軽くなったと同時に
ハっと気づいたことがあったんです。
”やっぱり自分は、ベターでなく、ベストな選択をすべきだ”と
そこで彼は
ありとあらゆる診断士や専門家に個別でヒアリングして
それぞれの強み、それぞれの得意
をまとめた専門家リストをつくりあげ
それを元に仕事を割り振るようにしました。
もちろん診断協会経由の仕事は
診断士でなければできません
しかし企業経営者との直接交渉・契約であれば
あらゆる専門家をアサインすることが可能となるわけです。
この仕組みはとっても単純でわかりやすかった。
なので周囲に理解者が自然と増えていった。
こうやってE氏は
診断士を束ねる診断士として
認知を広めていったんです
”診断士のことなら彼に相談だ”
と周囲の方は考えるようになりました。
そして、まるぶんが考えるに
この試みは副産物として
彼の実力をさらに高めることに貢献したんです!
なぜかって?
その秘密を解説してみますね。
彼のシステムはとてもシンプルに2ステップです。
(1)企業診断による経営課題の抽出
(2)施策の提案と実行
つまり、専門家リストをつくりあげたことによって
(2)部分はある意味選択制にすることができました
そうすると必然的に彼自身の仕事は
(1)部分に集中することになりました
ゆえに彼はそれだけを徹底的に磨き込んだんです。
そう、経営課題抽出の専門家 です
そして、この(1)(2)の掛け算によって
他にはできない高いコンサルティングソリューションを
提供できる土台を手にしたことになります
この発想に気づいた時
彼は武者震いをしたそうな
本当に壮大なスケールですね!
そこからの彼の動きは早かった
関係する専門家の許可を得ながら
パンフレットを製作をして
あらゆる企業へアプローチ
そうして彼は新たにヒトを雇うことなく
ゆるやかな連携を広げるスキームだけで
中型のコンサルファーム程度の
低価格なサービスを生み出すことに成功しました。
彼の会社の年商は3千万円
従業員は役員含めて4名
パートナーは200名近い規模だと聞いています。
最近の彼は
”まだまだ企業へのアプローチが足りないんです”
と、まるぶんに話します。
彼的には理想はまだまだ先のようですね。
まぁ、まるぶんに仕事を回していない理由として
主張したかっただけだと思いますが。。。
はっ もしかしてボクは扱い難いのかも!苦笑
さて、そんなF氏のネットワークの中で
スクスクとアウトサイダー?が
勝手に育ってしまっていました、笑
これも面白い発想で
思いよらないビジネススキームを
展開しはじめた診断士が生まれたんです。
しかも女性診断士!
いやぁ このシリーズ
書いている自分自身が
面白くてしょうがないです、笑
だってこんな個性的な世界
紹介するネタに困らないし
なにより彼らと同じ世界を共有していることが
もう 楽しくて楽しくてwww
では次回もお楽しみにお待ちください!
よろしくお付き合いくださいませ☆
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