みなさま、こんばんは☆
現役の独立中小企業診断士 まるぶん です。
さて、>>前回のブログ<<では
H氏が行政の組織的限界に悲観したことをきっかけに
中小企業診断士資格に合格するまでをお話しました。
今日はその続きのお話です
H氏は独立当初とても清々しい気持ちでした。
”これで自分は心置きなく地域の産業支援ができる”
そう考えていました。
そして診断協会にもデビューして
ある方のコンサルファームにも挨拶をしました。
しかし待てど暮らせど仕事が入ってきません。
よくよく考えてみると
自分で営業をしなければいけないことを
この時はじめて意識したのだそうです。
それまでは行政の支援部門に所属し
誰かが勝手に仕事をつくってくれて
その担当を彼はこなしてきたわけですね。
”このままではいけない”
そうして彼は営業を開始しました。
自身の経歴を整理して
自身のやりたいことを整理して
パンフレットを作成してみようとしました。
しかし主だった経歴といえば
自身が携わった1つの行政事業しかない
また、やりたいことは明確であるものの
それを言葉にできない
自分のことを自分で表現するには
どうも抵抗がある
結局、彼はパンフレットを
業者にインタビューしてもらって
作ってもらいました。
そしてそれをもって
営業を開始しようとしたのですが。。。
その営業の仕方も考えに考えて
いろいろなやり方を考えてみるも
まったく成果につながらない
セミナーを開催してみても
集客がうまくいかず
参加者1名の時も
”このままでは地域産業支援どころか
生きてもいけないじゃないか”
H氏はここではじめて
コトの重大さに気が付きました
そうして独立して2年目
ある仲良くなっていた経営者とのお酒の席で
おもいきって問いかけてみたそうです。
それが彼の大きな大きな転換点となりました。
”社長、実はいっこうに仕事が決まらないんです。
もう、どうすればいいのかわからなくて。。。”
はじめて彼は診断士仲間にも話さない
本音を勇気をもってぶつけました。
そうすると思いがけない言葉が
帰ってきました。
”・・・じゃ、はっきり言った方が
いいと思うから伝えますね。
実は。。。あなたは偉すぎるんです”
H氏は衝撃を受けました。
ショックで立ち直れないほどでした。
H氏は高学歴出身
しかも元行政の企業支援担当
どうしてもその経歴だけで
相手から上から目線に
見えてしまっていたんです
そのため彼自身が普通に接していても
中小企業経営者からは
同等な位置づけとはなり難い
つまり本音を出しにくい相手に
見えてしまうということ
コンサルタントには大きく分けると
2つのタイプがあります。
メンタル的に上であろうが、下であろうが
圧倒的な専門性で一定の成果を提供する
アウトソーシング型タイプ
メンタル的にしっかり横の位置にいて
その経営者と一緒に苦楽を共にする
企業経営参加型タイプ
多くはそれぞれの専門性を持つ前者ではあるものの
一定数後者も存在します。
ちなみにまるぶんは後者です。
H氏は専門性を持っていないため
後者をとらざるを得ないわけですが
そのためには経営者の本音を
高効率で共有できるセンスが求められます。
つまり人間浸透性
その点において
H氏は圧倒的な不利な材料を持ちながら
意識をしていなかったことになります。
それは今となっては、外部のチカラを借りて
パンフレットを作ってもらったこともあって
高学歴&元行政の企業支援担当を中心に構成してあり、
これも裏目に出てしまったカタチになりました。
”そうか、そうだったんだ。。。
これじゃまるで、裸の王様じゃないか。。。”
そう、知らなかったのは彼だけ
診断士仲間にも相談せず
そのパンフレットは見せていなかった
彼は自分のチカラだけでなんとかしてしまえる
自信があったためだ
H氏は心底、落ち込みました
しかしここから彼の起死回生の活動が
生まれたタイミングとなったんです!
さて、ここから先は次回にてお話しますね
さて、この後どんな展開になったのか
お楽しみにお待ちください。
続きは>>こちらをクリック<<
よろしくお付き合いくださいませ☆
長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
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次の真実はこちら>日本の難題に立ちむかう高学歴中小企業診断士3
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突然の連絡で失礼いたします。たかやまと申します。
現在、地方公務員として勤務していますが
ステップアップとして中小企業診断士を取得したいと思っております。
中小企業診断士の方には公務員の方も数多くおられるのでしょうか。
たかやまさん はじめまして! はい!公務員の方も多くいらっしゃいます。中小企業支援に関わる商業課や工業課、都道府県および市町村の公的支援機関の方などが多いですね。また少し違いますが、商工会や商工会議所の職員および金融機関の融資担当の方なども多くいらっしゃいます。皆さま、とても勉強熱心であると共に、我々独立診断士を上手に活用いただけるパートナーとなることが多いです。