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中小企業診断士合格後の道のり3

みなさま、こんにちは!

現役の独立中小企業診断士 まるぶんです。

 

さて今回は、中小企業診断協会を中心に
お話しを進めてまいります。

>>前回のブログ<<では、販売支援会社での

 

まるぶんの中小企業診断士復活までの経緯を説明しました。

 

いろいろと個人的な葛藤はいまだにありますが
とにかくそうは言っていられない状況で
早急に生活を立て直す理由があったのです。

 

実は前会社の代表としての役員報酬は
10万円/月でした。

 

安すぎますよねー、汗

 

でもそれは元のコンサル会社と並走することが前提での
役員報酬設定でしたので納得はしています。

 

しかし現実には2つの会社を運営できる
余力はなかった状態だったので

 

コンサル契約の更新もこちらの都合でお断りして
事実上、コンサル会社は休眠状態でした

 

ですので貯金も使い果たして
未だ生活は困窮しています

 

なので前会社の職務を引き継ぎながら
次の所得を得る必要がありました。

 

そのリカバリー先として
今まであまり足を向けなかった診断協会へと

 

改めてアプローチを開始したわけです。

 

そうすると、今まで知らなかった

 

診断協会の現状を知ることができたのです。

 

それを今回はお話ししていきますね。

 

中小企業診断協会とは

 

中小企業診断士の全国組織団体として

 

1954年に設立された業界団体です。

 

中小企業診断士試験の指定試験機関としても
有名ですよね。

 

各都道府県に「支部」を設置していましたが
2012年度より各支部がそれぞれ独立し
一般社団法人として法人化しました。

 

診断協会への入会義務は特に定められていませんが
会員への診断士活動の支援機能を保有しています。

 

○ 主なカテゴリの研究会の企画・運営
○ お仕事の斡旋
○ 理論研修や実務診断などの開催
○ 一部の診断協会は資格試験の運営 など

 

あらゆる仕事を役職の方々が
ほぼボランティアで働いておられます。

 

ボク自身はその強い貢献意欲は未だによく理解できませんが

 

よくよくお話を聞いてみると

 

この資格を愛しているからやっている、純粋な方と

 

中小企業振興功績を理由とした褒賞を目的とした、純粋?な方と

 

二手に分かれるようです、笑

 

ま、話の上ではほぼ全員、前者を主張しますが。。。苦笑

 

いずれにせよ頭が下がるほど皆さま働きます。

 

まるぶんは資格取得直後から診断協会の会員であり

 

小さな役を受けたり 1年に一度くらい仕事を受けたりして

 

一定のつながりを維持してきました。

 

また独創的な経緯を持つ診断士として認識されていたこともあって

 

診断士活動復活の報告を快く受け止めていただけました。

 

そうして診断協会経由の仕事を受けるようになりました。

 

主に受注できた仕事は。。。
○ 都道府県の企業支援団体からくる企業評価業務
○ 市町村の企業支援団体からの専門家派遣業務
○ 金融機関からの経営相談対応
○ 国金や保証協会からの経営相談対応および専門家派遣業務
○ 商工会・商工会議所などあらゆる支援団体からのセミナー講師
などなど多種多様

 

診断協会の営業担当がボランティアで仕事をつくって
それを会員へ斡旋してくれるありがたい機能を提供しています。

 

ただし斡旋する側にも受注元の手前

 

ある程度の品質確保をする立場もあるため

 

誰にでも依頼するわけにはいきません

 

つまり、民間では
企業→診断士
との2者間の契約で成り立ちます。

 

そのため企業そのものの満足度合のみで
提供品質が評価されます。

 

一方で、協会経由の仕事では
企業→支援機関→診断士
の3者間の契約になります。

 

したがって提供内容の評価軸は
企業と支援機関との2つになり複雑さが増します。

 

なぜなら支援機関にもそれぞれ個性があるからです。

 

○ 報告書の文章のて・に・を・はを重視するところ
○ 業績へのインパクトのみを大切にするところ
○ 企業経営者の顔色だけを気にしているところ

とさまざまです。

 

ただでさえ企業の特色は十人十色であるにもかかわらず

 

そこに介在する支援機関の特性が掛け算されるわけです。

 

そりゃ単純ではありません。

 

そのため煩わしいと敬遠する会員もいるほど

 

そういった受注環境もあるため、斡旋側からすると

 

何が得意で、どれほど真面目に仕事をするか?

 

などを把握できない会員には

 

仕事を紹介しにくい構図があります。

 

なので診断協会の運営側には

 

自身の専門分野や目指すスタイル
積極的に関わっていく姿勢などを伝えておくことが
仕事をいただく必須条件
ということになります。

 

そりゃ、ボランティアといえども人の子

 

海のものか、山のものかもわからない方の
仕事の責任は取りたくありませんよね。

 

その点、まるぶんはその条件はクリアしていたようで
ありがたいことに、この秋からすでに
10件ほどのお仕事をいただいております。

 

しかし。。。
実はフィーは十分ではありません。
民間で受注できる仕事より圧倒的に安い
こんな有利な立場であるはずのまるぶんでさえ

 

10万円/月平均となります。

 

そのため民間で仕事をとる前提でなければ
一般的な生活を送ることは困難
です。

 

ですから診断協会経由の仕事に対しては
しっかりとした目的をもって参入する必要があります。

 

ちなみにまるぶんは3つの目的を持っています。

 

○ 民間受注のシステムを立て直すまでのお小遣い稼ぎ目的
○ 自身の実力をさらに高めるためのトレーニング目的
○ あらゆる支援機関との関係構築による情報収集目的

 

これを持っておかないと将来
双方にとって大変な軋轢を生むことになります。

 

普通でいけば協会経由の仕事だけで
生活をしていけることはありません。

 

それが現実です。

 

しかし
しかしなんです。

 

そんな現実を見事に破壊する方もいらっしゃるんです。

 

凄まじいほどの集中力をもって

 

企業側が持っている、支援機関側も持っている

 

まったく違う評価軸を

 

同時に高められる能力の持ち主

 

支援機関経由で受けた仕事であるにも関わらず

 

支援機関の絶大なる信頼を得ながらも

 

ある高い確率で企業側から有償で継続支援を
申し込んでくる診断士がいらっしゃいます

 

これは並大抵の実力と努力では
実現できない世界ですが

 

数人、現実に存在していたんです!

 

まるぶんは実は好奇心旺盛。

 

変わったヒトを見つけたら

 

わざわざ機会をつくって根掘り葉掘り質問攻めにしてしまう

 

そんな悪い?クセがあります、苦笑

 

そんな天才診断士の秘密について次回以降
お話ししていこうと思います。

 

よろしくお付き合いくださいませ☆

 

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

 

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