現役の独立中小企業診断士:まるぶんです

前回は中小企業診断士がよく使うセミナー・講演アイテムをご紹介しました。

 

関連情報>>中小企業診断士が使う定番セミナーアイテム

 

ま、中小企業診断士でなくとも、セミナー・講演では定番なのかもしれませんね、苦笑

さて、今回は中小企業診断士資格を獲得した後の独立・転職などの選択肢についてお話ししたいと思います。

 

中小企業診断士は国家資格です。

難易度は高い方であり、獲得にもそれなりの努力が必要とされます。

 

そんなに苦労して取った資格なら、社会的な評価も当然高いハズ。。。ですよね!

 

そんな資格を獲得すれば

当然転職にも有利に働くハズだという道理の真偽について

お話ししておきたいと思います。

 

中小企業診断士の学習時のほとんどがサラリーマン

 

皆さまはこの中小企業診断士に興味を持ったのはいつだったのでしょうか?

 

この真実をぶっちゃける濃ゆい?(笑)ブログを

熱心に読んでくださる皆さまはある程度の想いをお持ちだと想像します。

 

『現在の会社の考え方を経営面から理解したい』

『あの会社の経営に極力貢献したい』

『自分はどれだけ役に立てるのか試してみたい』

 

いろいろ、それぞれ、事情があると思うんです。

その想いそのものが、今後の自身の行動に深く関わってきます。

 

ぜひいつまでも大切にして欲しいとまるぶんは思います。

 

その想いを実現するためには、まずは資格獲得が先決。

効率的な学習方法については下記のリンクをご参考ください
関連情報>>独学!中小企業診断士の合格ポイント 1次試験

 

そして、この資格保持者にお話しを聴くと
学習開始時、ほとんどの方がサラリーマンであったことを語ります。

まるぶんはもう何百人と中小企業診断士に合ってきましたが
サラリーマン以外は主婦が1名と学生が1名だった以外覚えていません。

 

そのため

 

中小企業診断士を獲得して次のステップに移るなら
必然的に3つの選択肢がやってきます

会社に残るか
転職するか
独立するか

 

中小企業診断士を獲得後、独立するという選択

 

そりゃね。

 

『中小企業を多く救いたい!』
『今すぐ始めたい!』
『あのような会社をこのように支援したい!』
『なぜなら、自分にしかできない仕事だから!!』

 

という明確なビジョンが描けている方には
おススメできる選択肢ではあります

 

しかし。。。
よほどの実力や行動力が共わなければ
無謀に近いことは誰でも理解できると思います。

 

自分がそうであったように
いきなりの独立は、結構しんどいです。

 

実際、このまるぶんも独立1年目は
150万円という年商でした。

あはは、パートの方とそう変わりません、苦笑

 

ま、翌年には開花するわけですが。。。
関連情報>>中小企業診断士合格後の道のり

 

それにしても家族の協力なしには
とうていこの選択肢は現実的ではありませんよね、汗

 

なので、次に考えるのは転職という選択です。

 

中小企業診断士を獲得後、転職するという選択

 

今の会社から別の会社へ転職するという選択です。

 

これももしかすると、所得が減少する可能性もありますので
慎重に情報収集を進める必要があります。

 

でも行動を起こしてみてはじめてわかることがあります。

 

就職斡旋会社の方は資格にも詳しいですから
中小企業診断士は通用します。
「難しい資格を取られたのですね!」
と持ち上げてくれるかもしれません。

 

しかし一般的に中小企業診断士という資格は浸透していません。

 

確かに近年ではやっと
「取得したいビジネス資格ランキング1位」by 日経新聞
に選ばれるなど認知度は上がっているようですが。。。

 

世間的には「何それ?」状態です。

 

そのため中小企業診断士知識を
必要としている業種に絞れられることになります。

 

〇 公的支援機関(商工会、商工会議所、行政支援センターなど)
〇 コンサルファーム&会社
〇 業務管理ソフト販売会社 などなど

 

ま、今の立場よりも
中小企業経営者に近寄れる仕事になることは間違いないですが。。。
実際に中小企業診断士として活躍できることはありません

 

あくまでその組織のいち立場としての役割に徹する必要があります。

 

中小企業診断士を獲得後、会社に残るという選択

 

まるぶんがまず、おススメしたいのがこれです。

 

最初にお話しした
学習を開始した想いは強いと思います。

 

しかし、もうひとつは。。。

 

潜在的にある現状否定の想いです。

 

今いる位置づけで満足できないから
新天地を求めて旅立つチケットとして
中小企業診断士という資格を活用しようとしていませんか?

 

これがとても積極的な考えであれば良いと思います。

 

 今まで仕事はやるだけやっていて
 しっかり成果も獲得していて
 それでも貪欲に外の世界で自分を試してみたい!

 

であれば賛同します。

 

しかし、

 今まで頑張ってきたのに成果がいまいち
 周りの方々と考え方が合わない
 この会社を変えようと思ってもうまくいかなかった

など、やり残していることがるのなら。。。

 

そのケリを付けてから
次のステップを考えるべきだとまるぶんは思います。

 

べつにケリを付けるのは全てでなくてもいいと思います。

 

今までにはなかった中小企業診断士の知識&能力を活用して
今までやれなかった改革を提案・実行してみる

例えば。。。

〇 自社のあらゆるデータを分析してみる
〇 本来、あるべき姿を考えてみる
〇 根拠を示し、提案して、実行してみる
〇 自分のポジショニングの異動を申し出てみる などなど

 

もし転職や独立を考えるなら
将来、この会社に滞在しないつもりなら
体当たりでも、無茶でも
やれるだけのことをすべてぶつけてみませんか?

 

良い結果になるか、悪い結果になるかはわかりません。

しかし必ず、あなたにとって貴重な経験になります。

 

それに。。。事実を言いますと。。。

 

 会社の中にいて出来ないことは
 会社の外から出来ることはありません

 

つまり自分が所属する組織で通用しない人材は
中小企業診断士としても使いモノにならないということです。

 

正直、表現はキツイですが
これは事実なんです!

 

 

支援企業から情報を聴き出すのは大変なことです。

 

まずは当社の創業の経緯からはじまり
拠点を増やすなど、商品を変えるなど
さまざまな歴史を聴き出す

どういう想いでその判断をしたのか
結果、どういう評価なのか

そんなことをヒアリングしながら
当社が持つ価値観や空気感をさぐりあてなければなりません

そのうえで、現状の従業員の想いをピックアップするには
従業員アンケートや面談など

はたまた売上推移や取引先別情報などなど

 

社外から情報を集めるのは
時間もかかるし、労力もかかるし

 

もっと言えば社外の人間にはいろんな想いが重なって
真実の姿が見えにくくてしょうがないんです

だってみんな自分の会社は
いい会社だと表現したいですもの

 

それが。。。。
あなたはほぼ知っているんです。
知らなくても聞けば正直に答えてくれるんです
ウソでも他のヒトに聴けばすぐわかるんです

 

こんな有利な環境にいながら成果が出せないのに
不利な環境で成果が出せるわけがないじゃないですか

 

だから闘う必要があると思います。

現状否定への想いとです

 

現状を肯定した土台の上に
将来の想いを並べなければ

ただ生活のための転職・独立になります

 

それではもう
最初の想いを裏切ることになるんです。

 

将来を担う大切な判断だと思います。

 

ぜひ、冷静に、狡猾に
意思決定いただければと願います。

 

それではまた、
次回以降いろいろなぶっちゃけを
お話ししていこうと思います。

 

よろしくお付き合いくださいませ☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

 

 

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